授業詳細
開講年度
2025
開講学期
通年
開講学部等
農学部生物環境学科
授業科目区分
科目ナンバリング
AgR1A-8AGR-053
時間割番号
26a05
定員
曜日・時限
集中
対象学生
対象年次
1
~
科目名[英文名]
農学実習ⅠF
[Agricultural field work IF]
単位数
0.5
担当教員[ローマ字表記]
山下 尚之, 高橋 真, 大上 博基, 久米 崇, 光延 聖 [YAMASHITA Naoyuki, TAKAHASHI Shin, OUE Hiroki, KUME Takashi, MITSUNOBU Satoshi]
主要授業科目
該当
授業題目
農学実習ⅠF[Agricultural field work IF]
授業のキーワード
農業生産基盤整備(Agricultural Infrastructure Improvement),農村環境(Rural Environment),防災施設(Disaster Prevention Facilities),農村整備(Rural improvement),環境保全(Environmental Conservation)
授業の目的
現地実習によって,実社会における農業土木事業や環境保全事業などを見学し,その意義と実践例を学ぶ.見学対象としては,生物生産基盤・生活環境・生物生態環境・地域活性化・環境保全に関わる整備・計画・設計・施工事例などが選ばれる.
授業終了後に,実社会における農業土木事業や環境保全事業の意義を、専門分野の授業科目の内容と関連付けながら説明できることを目的とする.
授業の到達目標
(1) 地域環境工学コースおよび環境保全学コースに関連のある現場と施設を見学し,それまでの専門教育で習得した知識をもとに聴き取り調査,質問,記録を積極的に行い,現場における事業の全体像と意義を把握するとともに,現場での問題点と課題を説明することができる.
(2) 大学で習得した知識が実社会にどのように役立っているかを説明でき,同時に技術者,研究者としての社会的責任について述べることができる.
(3) 実習中の調査記録や資料を正確に分析し,実習した内容や理解した内容を論理的に記述したレポートを作成する.
ディプロマ・ポリシー(卒業時の到達目標)に関わる項目
(知識・技能・理解)生物環境にかかわる土、水、生態系に関する計測、分析、解析と環境改善手法に関する 専門知識と技術を修得している。
(思考・判断)地域社会や国際社会における食料、生命、環境に関連する諸課題、特に環境に関連する諸課題の原因を論理的に説明でき、解決策を見出すことができる。
愛媛大学学生として期待される能力(愛大学生コンピテンシー)に関わる項目
個別の知識や技能を相互に関連づけながら習得できる
広い視野と論理的思考に基づき分析・解釈できる
様々な状況に応じて適切なコミュニケーションができる
授業概要
対面で行う。2日に分けて行うが,必ずしも連続して行うわけではない(日程は後日通知).1日目は地域環境工学コースに関連した県内外の農業土木に関連する様々な事業を現地見学する.2日目は環境保全学コースに関連した県内の環境保全に関連する様々な事業を現地見学する.
授業スケジュール
以下に見学する事業の例を示す.
*実際の見学場所は後日通知する.
1日目:
1. 農業生産基盤の整備事業
・水田の圃場整備
・水田や畑地帯の潅漑排水(ダムなどの建設を含む)
2.農村の生活環境整備事業
・農業集落排水
・農村地域環境整備
・農道
3.農村の保全と管理
・農村環境保全対策
・農地防災
2日目:
1.松山市環境施設
・クリーンセンター
・松山自然ネットワーク
2.金属鉱業施設
・中和処理
・排水処理
3.近隣の自然環境
・河川の動植物
・田畑の動植物
授業時間外学習にかかわる情報
事前に見学先の説明をするので,実習までによく理解しておくこと.
終了時に示す課題についてのレポートを提出すること.
成績評価方法
実習への参加,レポート提出が必須条件.実習状況50点,レポート50点で評価する.
受講条件
受講のルール
本実習は見学旅行形式で実施されるが,出発から解散に至るまでは,貴重な実習時間である.
現場での見学や説明では,積極的に記録,質問などを行う.
教科書(購入の必要のある図書)
教科書1
書名
-
ISBN
著者名
出版社
出版年
参考書(購入する必要はないが、推奨する図書)
参考書1
書名
-
ISBN
著者名
出版社
出版年
教科書・参考書に関する補足情報
-
オフィスアワー
火曜日 14:30-15:30
Tuesday 14:30-15:30
Eメールアドレス
(専任教員:
非常勤講師:
連絡先
農学部本館南棟2F,205号室(山下 尚之)
205 room, 2nd floor, South building, Faculty of agriculture, Naoyuki Yamashita
参照ホームページ
その他
【カリキュラムの位置付け】
本授業は,農業土木プログラム(JABEE)においては,学習・教育目標におけるB-2「農業及び農業土木分野を取り巻く幅広い知識と技術を修得する.」が対応する.また,JABEEの基準(d)(1)「応用数学,物理学,化学または生物学および農業・環境関連科目を共通分野とし,これらの共通分野を習得させる.」に対応する.
【授業時間】
なお,授業の合計時間数は22.5時間である.
実務経験のある教員による授業科目
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