キャラクターえみか
愛媛大学修学支援システム
Syllabus
  • 授業詳細

開講年度 2025 開講学期 前学期
開講学部等 社会共創学部産業イノベーション学科 授業科目区分 専門教育科目   
科目ナンバリング RiV3M-8AQS-333 時間割番号 1B211
定員   曜日・時限 火4
対象学生   対象年次 3 
科目名[英文名] 海洋生産科学Ⅰ   [Aquaculture and Fisheries Science I] 単位数 2
担当教員[ローマ字表記] 後藤 理恵, 清水 園子, 齋藤 大樹, 高木 基裕, 竹ノ内 徳人, 竹内 久登 [GOTO Rie, SHIMIZU Sonoko, SAITO Taiju, TAKAGI Motohiro, TAKENOUCHI Naruhito, TAKEUCHI Hisato]  主要授業科目 該当
授業題目
海洋生産科学I (Fisheries Science I)
 
授業のキーワード
水産学 (Fisheries science)、水産養殖 (Aquaculture)、漁村社会 (Fisheries society)、社会科学的分析 (Society analysis)、海洋生物学 (Marine biology)
 
授業の目的
本演習では、日本や地域の水産業と漁村地域における現状と課題について、フィールドワークを実施した上で、科学的な分析方法を修得する。
 
授業の到達目標
①水産業と漁村地域に関わる生産、流通、加工、販売の一連の流れを理解する
②水産業、漁村地域、水産養殖におけるフィールドワークを通じて、現状と課題を理解する
③社会科学的な分析(インタビュー、アンケート、統計分析など)を通じて、課題の析出と改善策の提示ができる
④生理学的な分析(サンプリング、遺伝子解析、顕微鏡観察など)を通じて、課題の析出と改善策の提示ができる
 
ディプロマ・ポリシー(卒業時の到達目標)に関わる項目
地域産業に生起する諸課題を広範な学問領域の学際的思考から把握することができ、総合的に判断して解決策を提案することができる。(思考・判断)
適切な調査・分析方法を用いて、産業イノベーションによる地域振興に必要な情報を収集・整理分析することができる。(技能・表現)
 
愛媛大学学生として期待される能力(愛大学生コンピテンシー)に関わる項目
広い視野と論理的思考に基づき分析・解釈できる
客観的根拠に基づき判断し、解決策を提示できる
地域や国内外の課題に関心をもち、よりよい未来に向けて貢献できる
 
授業概要
本演習では、社会科学、生命科学、環境科学の視点から、各担当教員のもとフィールドワークを実施し、日本や地域の抱える水産業と漁村地域の現状と課題を科学的に分析し、理解するとともに、それらの改善策などについて提言することができるようになることを目的とする。なお、本演習は、集中形式で実施する。
この科目は,対面授業と遠隔授業のハイブリット型になります。ただし、フィールドワークを実施する際には現地での参加に限る。
 
授業スケジュール
(状況により順不同)(実施内容については、現場の状況に合わせ変更することもある)

第1回 オリエンテーション:シラバスに基づきながら演習の目的、目標、スケジュールなどを確認
    野外サンプリングを行うにあたっての準備と生命倫理について
第2回〜第3回
    現代日本が抱える水産業と漁村地域の現状①生産の現場、②流通の現場、③加工の現場、④販売の現場
    南予水産研究センターを中心にフィールドワークを実施
    フィールドワークから得られたデータの分析•考察•レポート作成
第4回〜9回
    環境調査法の概論、水圏動物の分子生物学
    養殖場で必要な環境調査項目(船上での環境調査、サンプルの解析、データ解析、まとめ)
第10回〜14回
    魚類養殖、真珠養殖場におけるフィールドワーク
    フィールドワークから得られたデータの分析•考察•レポート作成
第15回 まとめ
 
授業時間外学習にかかわる情報
フィールドワークの内容に応じて、担当教員から関連する資料を配布し、事前学習を求める場合もある。また、各フィールドワーク実施毎にレポートを作成する。
 
成績評価方法
フィールドワーク毎にレポートを作成し、到達目標に到達しているかの観点から、評価する。各担当教員が採点した数値の平均値を当該授業の点数とし評価する。
出席が3分の2に満たない場合、レポートを提出していない場合には成績判定の対象となりません(単位修得は不可)。
 
受講条件
本演習では、文理融合の学習の中で、さらに専門的な社会科学、環境科学、生命科学的分析手法を学ぶ。文系、理系にかかわらず、水産業に対しての高い学習意欲を持つことが望ましい。
 
受講のルール
欠席する場合には事前に連絡をする。
 
教科書(購入の必要のある図書)
教科書1 書名 ISBN
著者名 出版社 出版年
 
参考書(購入する必要はないが、推奨する図書)
参考書1 書名 水産海洋ハンドブック 第3版 ISBN 9784915342738
著者名 中田英昭他 出版社 生物研究社 出版年 2016
 
教科書・参考書に関する補足情報
水産庁から出版されている水産白書は、我が国及び世界の水産業を取り巻く情勢について幅広く紹介されており、漁業・養殖業の動向、水産物需給の動向、その他各種施策等、水産のトレンドをまとめた一冊となっています。水産庁のホームページからダウンロードできますので、学習に役立ててください。
また、各フィールド実習に必要な資料や参考書は各担当教員より必要に応じて周知されます。
 
オフィスアワー
月〜金 16:00−17:00(Mon-Fri 16:00-17:00)
 
 
Eメールアドレス (専任教員:  非常勤講師:
 
連絡先
南予水産研究センター西浦ステーション(Nishiura Station, South Ehime Fisheries Research Center)
0895-73-7112
 
 
参照ホームページ
 
その他
フィールドワークを実施するにあたり、現場との調整が必要なため、実施日については各担当教員より事前に連絡する。
 
実務経験のある教員による授業科目
 

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